まず最初にドラムス、ベース、リズムギター等のベーシック(基本)になるパートを録音します。
基本的にベースやキーボードはDI (ダイレクトボックス)を使い、ギターアンプ、仮歌等は別のブースに分れて音がかぶらないように録音します。その際、アンプのキャビネット(スピーカー)等は各ブースに設置したまま仮歌以外の演奏者全員がドラムが設置された同じブース内(Aスタジオ)で演奏します。
これはベーシックトラックの場合(特にロック等)、各自顔を見合わせて演奏をした方が全体的なノリ(流れ、リズム等)を日頃のライブやリハーサル時の状態での演奏により近付ける事が出来やすいというメリットがあるからです。
始めてレコーディングされるバンドの方達でたまにある事なのですが日頃の練習では使っていないのにレコーディングだからといってクリック(メトロノーム)を流し、無理にそれに合わせようとして中々うまく行かずに時間を無駄に使ってしまうという場合があります。
レコーディングだからといって必ずしも正確なリズムに合せて録音しなければならないという決まりはありません。
ここで大切なのは前記したように日頃のライブやリハーサル時での自分達のリラックスした良いノリの演奏をいかに音源に残すかという事の方が実際のレコーディングにおいては非常に重要な要素になって来ます。 |